いま、世界中で火山活動が活発化しています。
ニュースを見て、「怖いな」と感じている私たちですが、日本も、常に火山活動とは隣合わせ。
桜島の噴火は記憶に新しいですよね。それに、あの美しい富士山だって活火山です。
気象庁の発表によると、日本の活火山数は111と言われており、いつでも、どこでも、噴火の被害を被る可能性があることが分かります。
「噴火の被害」と書くと、少々恐怖を覚えますが、溶岩や火砕流などの被害は一時的なもので、長く長く悩ませる被害は火山灰です。
噴煙が高く上がるほど、降灰のエリアは大きく広がりますし、風向きによっては、想定外の場所でも降灰が確認されることがあります。
つまり、一旦噴火が起きてしまうと、降灰を避けることはできません。
エクステリア特集
火山灰から家族や家財を守るエクステリア
私たちにできることは、いかにして「降灰があっても快適な生活ができるか?」ということです。すぐにできる「降灰対策」について、考えてみましょう。
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洗濯物の火山灰対策
噴火が起こった後の降灰エリアは、常に変化しています。
いまは降っていなくても、風向き次第でどう変化するのか分からないのが辛いところ。
朝は降っていなかったから洗濯物を干して外出したけど、帰ってきて見たら、洗濯物が汚れている……なんて、笑い話しになりません。
洗濯はまた一からやり直し・・・。火山灰は、パタパタはたいて落ちるものではないからです。
また、火山灰以上にやっかいなのが、灰雨。
灰混じりの雨が衣類に染み込むと、黒くシミつき、なかなか落ちません。
酸素系漂白剤に漬け置きしたり、泡だてた石鹸でたたき洗いをするなど、かなりの手間を要します。
では、洗濯はどうしたらいいのでしょうか?
すべてクリーニングに出す? 金銭的に難しいですよね。
一日中家にいる時だけ洗濯をする? 現実的ではありません。
一番の対策は「火山灰を付着させずに洗濯物を干せるサンルーム」を設置すること!
降灰があっても気にせずに洗濯できる環境を整えましょう。
火山灰対策におすすめのサンルーム
車の火山灰対策
火山灰が付着した車を「洗えばキレイになるでしょ。」と思われている方が多いようです。
しかし、それは違います。
火山灰は、水分を含んだ途端に粘土状に変化し、簡単に洗い流せるものではありません。
また、成分にガラスのような鉱石が含まれていることもあり、ワイパーを作動させると一気にフロントガラスがキズだらけになってしまうことも……。
火山灰の除去は水や布を使うのではなく、まずはブロアーで吹き飛ばすことが先決。
しっかり吹き飛ばした後、やっと洗車することができるのです。
それが、毎日のことになると大変ですよね。
車を使う度、ブロアーをして洗車をし……なんて手間はかけられません。
やはり車の対策としては「火山灰を付着させない駐車スペースを確保」すること!
カーポートを設置して野天での駐車を避けることが、日々のメンテナンスを楽にしてくれるのです。
火山灰対策におすすめのカーポート
火山灰から家族を守るための健康対策
昨今は、火山灰による健康被害も懸念されています。
咳が止まらない、鼻水がでるなど、喉や鼻の症状。
充血して目が痛む、涙が止まらないなど、目の症状。
これらは、単なるアレルギー症状だけにとどまらず、重症化する場合もあると言われます。
そうならないためには、外出時のマスクやメガネは欠かせません。
傘などで降灰を避けることも効果的です。
そして、大切なことがもうひとつ。
家の中に火山灰を侵入させない工夫を施すこと!
火山灰は非常に細かいため、どこからともなく侵入してきます。
外からすぐ室内というアクセスではなく、ワンクッションを設けることが非常に効果的です。
例えば、リビングの掃き出し窓に「サンルーム」や「テラス屋根」を設置する。
玄関には「風除室・二重玄関」、勝手口には「ストックヤード」で火山灰の侵入を防ぐ対策が有効です。
これらをエクステリアを活用すれば、より快適で安全な室内空間を確保することができますよ。
降灰があっても、工夫と対策で労力は減らせます!
あなたにとって必要な対策はどれなのか、一度考えてみてくださいね。
火山灰対策におすすめの風除室・二重玄関
火山灰対策におすすめのストックヤード
火山灰対策のエクステリア施工例
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