「なんとなくベランダのあるお家にしたけど、ぜんぜん活用できていない」という方、結構多くおられます。お話を伺うと、「屋根がないから使いにくい」「屋根がないから汚れやすくて」というお声が多いんですよね。
そのような方にオススメしたいのが、テラス屋根。
テラス屋根の付いたベランダは、とっても便利に使えるんですよ!
テラス屋根特集
ベランダにテラス屋根を後付けするメリットと費用の相場
ベランダ(バルコニー)にテラス屋根を後付するメリットとは
都会の戸建ての場合、お庭はどうしても狭くなってしまいますよね。
お庭で洗濯物を干して、趣味のガーデニングもして、それからウッドデッキでバーベキューもしたいんだよな~とアレもコレも願えば、スペースはまったく足りません。
また、隣家の陰になって洗濯物が乾きにくい……というパターンもあるでしょう。
それなら、2階に移動できるものは2階に持って行けばいいのです!
洗濯物は、その最たる例ですよね。
必ず1階で干さなければならないわけではないのですから。
そして、そのためには、あると便利なベランダ用のテラス屋根を検討して欲しい!
ということで、ベランダ用のテラス屋根を設置するメリットについて、見ていきましょう。
急な雨を気にせず洗濯物が干せます
屋根があると、天気を気にせず、洗濯物を干すことができます。
テラス屋根さえあれば、「今日の天気は……」と、天気予報とにらめっこする必要はもうありません。
好きなタイミングで、ササッと洗濯物が完了するのは嬉しいですよね。
上手に目隠しができる
テラス屋根を設置すれば、屋根の前面にパネルを設置することができ、近隣からの視線を上手に遮ることができます。
人目が気になって2階のカーテンが開けにくい……なんてことが無くなれば、生活がグンと楽しくなります。
それに、前面パネルがあることで、洗濯物の目隠しにも!安心して干せるって、大きなメリットですよね。
日差しを軽減できる
2階のカーテンを閉め切る理由のひとつに、「日差しが強すぎて……」という声も聞かれます。強い日差しが入ることにより、室内にいるのに日焼けが気になったり、室内の家具や本、衣類が色あせしてしまうことも。困ってしまいますよね。
そんな時、テラス屋根があれば、そのお困りを大きく軽減できるのです!
より大きな効果を期待する場合には、熱線カット率の高い屋根材(熱線吸収タイプ)を選べばOK!
テラス屋根があれば、明るさは保ちながら日差しを上手にカットできますよ。
アプローチやバルコニー、玄関などとカラー統一が可能です。
我が家を楽しむ方法のひとつに、『ベランピング』があります。これは、ベランダキャンプのこと。キャンプ場に来たかのように、テーブルやチェアを出してくつろいだり、バーベキューを楽しんだり。
お休みの日にわざわざ遠方まで出かけずとも、テラス屋根さえあれば、自宅でキャンプ気分を味わえるというわけです!
これは、ラクして楽しめ、そしてお得な方法です。
お子さまもきっと、良い思い出になりますよ!
手軽にリフォームを楽しめます
「サンルームを付けたいな」と思っても、最低でも40~50万程かかるため、ちょっと予算的に難しい……という場合、ありますよね。
そんな時、サンルームの用途が、「雨よけが欲しい」「天気を気にせず洗濯物を干したい」「日よけがあったらいいな」といったものであれば、テラス屋根でも十分に能力を発揮することが可能です。
テラス屋根であれば、予算として10万円程あれば取り付けられますから、「欲しい」時に我慢せず手に入るというのがメリット!
屋根だけでなく、壁部分も必要なのかどうか(サンルームでないといけないのか)用途から確認し、「壁部分は無くてもいいかな?」と思うのであれば、ぜひテラス屋根をご検討頂ければと思います。
「やっぱり、壁部分も必要!」という方は、以下のページをご確認ください!
サンルーム設置の場合の費用感について、ご案内しています。
メリットと費用の相場
ベランダ用テラス屋根のおすすめ商品&費用相場
ベランダにテラス屋根を設置する費用としては、商品代+工事費で、10~20万円程を見積もって頂ければ大丈夫です。
ただし、サイズや耐積雪仕様など、機能面での付加がなされた商品の場合は、プラスアルファの費用が必要です。
アールタイプ
屋根先に丸みのあるテラス屋根を「アールタイプ」と言います。その丸みがベランダを包み込むようになるため、日差しや雨の吹き込みをしっかりと防ぐ効果があります。
また、印象が柔らかくなるといった効果もあります。
アールタイプのお値段は、本体価格と設置・工事費用で9~14万円程度となります。
フラットタイプ
屋根先までまっすぐな形状のテラス屋根を「フラットタイプ」と言います。そのスムーズな形状により、開放感があるのが特徴。また、スタイリッシュなイメージも強くなります。
ただ、アールタイプに比べると、日差しや雨の吹き込みが若干気になるかもしれません。
フラットタイプのお値段は、本体価格と設置・工事費用で9~13万円程度となります。
ルーフタイプ(柱なし)
柱がなく、外壁のみで固定するテラス屋根を「ルーフタイプ」と言います。柱がないので、足元が広々。ベランダを有効活用できる点が、最大のメリットです。
屋根の形は、アールタイプとフラットタイプどちらもあるので、お好みで選べますよ。
ルーフタイプのお値段は、本体価格と設置・工事費用で11~17万円程度となります。
オプションについて
先ほども少し書いた、機能面での付加について。
耐積雪の他、耐風圧、断熱、前面パネルなど、お好みに応じてお選び頂くことが可能です。
もちろん、機能性が高くなることで費用はUPして参ります。
ただ、安心・安全の購入代として考えればそんなに高くはありませんので、必要に応じて付加していきましょう。昨今の天候傾向を見ると、ち ょっとオーバー目に付け加えるのがオススメですよ。
耐風圧・耐積雪の機能:5万円~
断熱・遮熱の機能:1万円~
前面・側面パネルの設置:3万円~
上記は、オプションの本体価格のみの表示です。設置には、工事費用も加わります。
詳細については、お気軽にお問い合わせください!
テラス屋根にウッドデッキをプラスするとさらに快適に
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ベランダにテラス屋根を後付けするときの注意点
テラス屋根はとても素敵な商品であり、みなさまにオススメしたいのですが、取り付けの際には注意して欲しい点がありますので、まずは以下をご確認ください。
よく分からない……という方は、お問い合わせ頂ければ確認させて頂きます。
長期優良住宅ではありませんか?
長期優良住宅である場合、屋根を後付けできないことがあります。
というのも、長期優良住宅では住宅の構造に影響するようなリフォームが不可となっているから。
テラス屋根の設置には、住宅の躯体にねじ止めが必要となります。そのため、認定から外れてしまうことになるのです。
また、ハウスメーカーの外壁保証に入っている場合も、同様の理由から注意が必要です。
長期優良住宅である場合、もしくはハウスメーカーの外壁保証に入っている場合には、テラス屋根の設置前、必ず確認を取っておきましょう。
ただし、テラス屋根には「独立タイプ」という選択肢があります。
こちらの場合、外壁を触らない独立構造であり、住宅を傷つけることがありませんから、長期優良住宅やハウスメーカーの外壁保証があっても 取り付けが可能です!
気になる方は、独立タイプを検討してみましょう。
十分なスペースがありますか?
屋根の設置には、十分なスペースが必要です。
例えば、ひさしや換気扇、雨樋などがあり、設置の妨げとならないでしょうか?
また、軒から掃き出し窓までは、10cm以上のスペースが必要ですし、洗濯物を雨から守るための設置を考えている場合、物干し竿は軒先から最低30~50cm離す必要があります。
細かい部分となりますので、よく分からない場合にはお問い合わせ頂ければ、現地調査にて確認をいたします。お気軽にご相談ください。
外壁に問題はありませんか?
テラス屋根は、独立タイプでない限り外壁に固定して設置します。そのため、固定場所の素材が重要になってくるわけですが、ヒビ割れや欠損 が生じやすいALC外壁材やタイル、レンガ貼りの場合には、取り付けが困難となります。予めご了承ください。
また、ベランダではなく、ルーフバルコニーへのテラス屋根の設置をご検討されている場合には、建築基準法により耐荷重量や強度の確認をする必要がありますので、こちらも事前にご相談ください。
方角はどこを向いていますか?
テラス屋根を設置することにより、室内に入り込む日差しを和らげる効果があります。
南または南東向きの場合、強い日差しを防ぐことにより遮熱され、室内の気温上昇を抑え、過ごしやすくなるといった効果が期待できます。
一方で、北または北西向きの場合、日当たりが悪くなり、室内が冷えてしまう懸念があります。
テラス屋根を設置する際は、方角や気温についても留意しておきましょう。
まとめ
ベランダが使いやすくなると、日々の生活は想像以上に楽しく素敵なものに変わります。
しかも、設置費用がそんなに高くはないというのも、嬉しいポイント。
今のベランダに満足していない方は、ぜひ一度、テラス屋根の設置を検討してみてくださいね。
以下、弊社が施工したテラス屋根の施工事例です。
わかりやすい特集となっていますので、どうぞご覧ください。
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ウチに設置ができるかどうか不安なので相談したい
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