「テラス屋根が欲しいな」と感じたら、「外壁に穴を開けるタイプでいいのか」それとも「穴を開けない自立式にするのか」、ぜひ、考えて欲しいと思います。というのも、ここを考えずに施工してしまうと、家の価値を大きく損ねてしまうことも……。
施工後に気づいて落胆することのないよう、事前チェックが必須です!
テラス屋根特集
壁にビスを打ち付けないで取付できるテラス屋根
住宅メーカーの保障条件をチェックしましょう
以前は、屋根や物干し竿のひっかけフックなど、ガンガン外付け工事をしても問題ありませんでした。なのになぜ、今はNGなのでしょうか。
それは、住宅の保証期間が、以前よりも長くなっていることが、ひとつの要因です。
大手メーカーの新築住宅では、建物の保証の関係で、ビスやボルトを打つことのできない住宅が増えてきています。
ハウスメーカーによっては20年・30年・60年……と、どんどん長期保証を謳うようになっており、調べてみますと100年住宅というものまで!びっくりですよね。
そのため、「リスク回避」が、ハウスメーカーの必然課題に。
住宅を劣化させる恐れのある行為はNGとなり、外付けの工事は避ける風潮となっているのです。
そして他にも、防音・遮熱に優れた最新の建材が、穴を開けるなどの衝撃にはあまり強くない、などの理由も。
あなたの家の保証条件や期間はどのようになっていますか?
ぜひ一度、確認してみてください。
外壁に穴を開けるリスクとは?
外壁にねじ穴を開けることで生じるリスクとは、一体どのようなものなのでしょうか。
やはり多くは、雨水の侵入です。
水が侵入すると、雨漏りやカビの発生などが起こってしまいます。
また、シロアリ発生の原因にもなります。
シロアリは、一度発生してしまうと、家を土台からダメにしてしまう恐ろしい害虫。
水もシロアリも、絶対に避けたいリスクと言えるでしょう。
もちろん施工時には、そのようなことが起こらないよう、しっかりとコーキング剤による処理が行われます。
しかし、経年劣化により(5年~10年と言われています)裂けが生じたもののそれに気づかず、問題を発生させてしまうことが少なくありません。
よって、住宅メーカーとしては「外壁に穴を開けることを推奨しない」という選択になってしまうのです。
とはいえ、テラス屋根を諦める必要はありません!
雨が降っても洗濯物を干せるテラス屋根、これは非常に便利!
なんとか検討したいところですよね。諦めて欲しくありません!
そこでご紹介したいのが、外壁を傷つけないテラス屋根!!
今までのテラス屋根は、外壁にビス止め、ボルト止めすることが当たりまえでした。
しかし今では、外壁に固定せずに取付のできるテラス屋根が販売されているのです。
選び方次第、ということですね!
新築の住宅でも決して諦める必要はありませんよ。
では、ご紹介していきましょう。
外壁に穴をあけずに取付のできるテラス屋根
テラスSC【リクシル】
テラスSCは、アルミ屋根と柱のみの、シンプルスタイル。独立構造なので、壁に傷をつけません。
屋根はたっぷりとしたサイズなので、室内に入り込む直射日光をしっかりとカットすることができます。
外壁を傷つけない独立構造
躯体にネジ止めしない独立構造により、住宅の外壁を傷つけることなく、テラス屋根を設置することができます。
高級感あふれるデザイン
薄く、フラットな屋根。屋根と柱のシンプルな構成。モノトーンから木調色まで選べるカラーも充実。「家」と「外」つないで暮らしをもっと豊かにするSCシリーズです。
テラスVB【リクシル】
テラスVBは、屋根のセンター付近に柱が立つという斬新な設計が特徴のテラス屋根です。
柱が住宅に近い為、視界がよく、開放感が得られます。
屋根材も、熱線吸収タイプやFRP板など、用途に合わせてお好みのまま。
サイズにより柱の移動もできますので、障害物を避けたり、視界に入らないようにするなど、自由自在に設置可能です。
躯体すき間ふさぎ材
住宅外壁とのすき間からの雨の吹き込みを防止するふさぎ材が取り付けできます。前枠に取り付けるだけなので躯体(家側)へのネジ止めは不要です。
フーゴ F テラスタイプ【リクシル】
フーゴ F テラスタイプは、屋根と柱のみのシンプルスタイルながら、目隠しとして使えるサイドパネルや、ライト、コンセントなど、用途に合わせてオプションを選択し、自分スタイルに変更することが可能です。
また、屋根廻りを木調色にできますので、よりご自宅にしっくりと馴染ませることができますよ。
いかがでしたか?
今回ご紹介したテラス屋根は、どの商品も壁にビスを打たずに施工できる魅力的な商品ばかりです!この機会に、ぜひご検討くださいね!
外壁に固定させないテラス屋根の施工例
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