カーポート特集

【プロが解説】カーポートの強度と値段の関係

【プロが解説】カーポートの強度と値段の関係

昨今、急な悪天候に驚かされることが増えています。
想定を超えた大雪や強風……そんな時、不安になるのが大切なマイカーの安全だと思います。カーポートが壊れて車も傷つくなんてイヤですよね。
また、そのような災害が起こった際に自分たちの安全を確保することも大事です。
では、我が家には、どんなカーポートを設置すれば安全なのか、強度と費用の面から確認していきましょう。

洗濯物干しを便利にするエクステリア

ため息をつく女性

カーポートって、どうやって選べばいいのか分かりません。

ガッツポーズの宮本店長

見た目や値段も大事ですが、やはり『強度』は重要です!

 

 

カーポートには、様々な強度の商品が用意されています。
その基準となるのが「積雪量」。どのくらいの雪に耐えうるか、という強度です。
そして、「風圧」。風の強い地域では、耐風強度の確認も必要です。

この2点を確認の上、ぴったりのカーポートを選んで欲しいと思います。

積雪

積雪

まずは、ご使用になられるエリアの積雪量を確認します。

積雪地域の目安

積雪地域の目安

ただ、こちらは参考程度にしてください。
というのも、実際どの程度降るのかは、体感が重要です。

地理的にはあまり降らないエリアでも、山の有無や地形などにより、一部分だけ降りやすいエリアがあったりするもの。
検討の際は、ここ数年を振り返り、実際にどうだったのかも併せて確認して欲しいと思います。

耐積雪強度
一般地域用 30cm
積雪地域用 50cm
多積雪地域用 100、150cm

積雪量に合わせ、上記のような商品が用意されています。

ここ数年、雪を見ていないという地域であれば一般地域用を。
数年の間、何回かは積もったというのであれば積雪地域用を。

ただ、一般地域用であれば費用を抑えることができることになりますが、昨今の異常気象も見据え、『実際の数値に今後の“可能性”もプラス』した上で耐積雪強度を選ばれる方がより安心かと思います。
このように、万が一に備えた商品選びをオススメしています。

強風

強風

次に、風に対する強度についても見ていきましょう。
山や海などの影響で風の強い地域もあれば、ビルの谷間など立地的に風が強くなってしまうエリアなど、強風の要素は様々。
そのような要素に合わせ、カーポートには、以下のような耐風圧強度の商品が用意されています。

耐風圧強度
平均風速 38m/秒
平均風速 42m/秒
平均風速 46m/秒

とはいえ、数字では分かりにくいですよね。
地図も合わせて見ていきましょう。

基準風速

基準風速

市町村別の基準風速はこちら

商品のラインナップと、基準風速の表を見比べてみてください。
一番低い耐風圧の商品である平均風速 38m/秒というラインが、なんと、4段階中、一番強い定義である『猛烈な風』の一部までカバーしていることが分かります。
これは、走行中のトラックが横転するほどの風にも対応ができるということ!
台風の通り道になりやすいなど、強風に悩まされているエリアにおいては、ぜひ参考にして欲しいと思います。

強度と値段の目安

カーポートはデザインや強度、柱の高さや屋根材の違いにより金額が変わってきます。
強度が強いカーポートはその分、値段も高くなってしまいますが、金額で選ぶのではなく用途に応じて選ぶようにしてください。
ざっくりとした費用の目安は以下の通りです。
現時点での参考価格となっておりますので、実際の金額はセルフお見積りにてご確認ください。

風に強い!折板屋根カーポート「カーポートSW」

風に強い!折板屋根カーポート「カーポートSW」
1台用 38~63万円位
2台用 61~108万円位
3台用 91~157万円位
カーポートSWのセルフお見積り

風と雪に強い!折板屋根カーポート「カーポートST」

風と雪に強い!折板屋根カーポート「カーポートST」
1台用 44~106万円位
2台用 72~163万円位
3台用 114~237万円位
カーポートSTのセルフお見積り

風と雪に強い!空が見えるポリカ屋根カーポート「ソルディーポート」

風と雪に強い!空が見えるポリカ屋根カーポート「ソルディーポート」
1台用 55~95万円位
2台用 82~178万円位
3台用 172~231万円位
ソルディーポートのセルフお見積り

※上記にはコンクリートへの柱の穴あけや廃材や残土処分、切詰め等は含まれていないので別に費用がかかってきます。

笑顔の女性

ちなみに工事は何日ぐらいかかりますか?

人差し指をたてる宮本店長

工期の目安は1台用で1~2日、2、3台用で3~4日くらいとなります。天候に左右される場合もあります。

 

 

雪や風に強い!おすすめカーポート

笑顔の女性

強度が強いカーポートでおすすめの商品を教えてください。

右手を上げて微笑む宮本店長

リクシルであれば以下のカーポートをオススメします!

 

 

折板カーポート カーポートSTなら雪と風どちらも安心

カーポートSTは、積雪量100cm・150cm・200cmより選ぶことのできるカーポートです。
そんなに降らないよ…と思われるかもしれませんが、雪は「積もる」ということを考えなくてはいけません。雪の多い地域にお住まいで、一日に何度も雪下ろしができない状況にあるなら、あっという間に深くなってしまうことを考え、実際よりもひとつ上の耐積雪強度を選んだ方が安心です。
また、雪は、湿ったり解けたりすることにより、その重さが大きく変わるという特性を持っています。べた雪は、新雪と比較すると3倍ほどの重さになることも。
以上のような点も踏まえて、商品を選んでいきましょう。

ポリカーボネート屋根でも強いソルディーポート

耐積雪強度を保ちつつ、光も通す屋根材を希望されるなら、ソルディーポートがオススメです。積雪量50cm・100cm・150cmに耐え、耐風圧も46m/秒に対応しています。
それでいて屋根材がポリカーボネートであるため、日差しが取り込みやすく、リビング前の設置であっても室内に日光が届きます!
強いカーポートを設置したいけど、室内が暗くなるのは困る……という方にオススメしたい商品。車を、万が一の天候から守り、さらに日々の生活の快適さも守る、嬉しい商品です。

悩む女性

実家の辺りは風が気になります。風に強いカーポートも知りたいです。

ポイントを説明する宮本店長

なるほど。風には、以下の商品がオススメですよ!

 

 

折板カーポート カーポートSW

カーポートSWは、耐風圧強度46m/秒を標準装備しています。特別な仕様が当たり前の設定という安心感が、魅力の商品。
風の侵入経路に建つ家や、家とカーポートが隣接してしまう場合には、風の勢いが強くなってしまう傾向にあります。立地の条件を確認し、不安があるようなら、耐風圧強度の強い安心の商品を選びましょう。

どれを選んだらいいか分からない場合は

「積雪量や風の強さと言われても、よく分からない」ということは、あるかと思います。
引越しされてきたばっかりで、「ここらへんってどうなの?」ということもありますよね。

カーポート どれを選んだらいいの?

そのような場合には、お気軽にサンルーム.COMまでご相談ください。
お住まいの地域にピッタリの強度のカーポートをご案内させていただきます。
もちろん、お見積りは無料でお作りします。

そしてサンルーム.COMでは、簡単にセルフでお見積りを確認することも可能です!
「だいたいどのくらいの金額なんだろう?」
「デザインの違いでどのくらい変わるの?」
など、サクサク確認できるので、とても便利!

お見積りをしたからといって、そのまま購入ということにはもちろんなりませんので、安心して、一度、試してみてくださいね。

カーポートのセルフお見積り

オンライン見積にも対応してます

無料相談はこちら

この記事の監修者

サンルーム.COM店長 宮本

サンルーム.COM 店長
宮本 聡

エクステリアオンラインショップの老舗「サンルーム.COM」の店長。エクステリアの仕事に携わって20年以上。「サンルームがある暮らしでみなさんに幸せになって欲しい」という思いで誠実な対応を大切にしている。お客様からの喜びの声を聞く時がこの仕事を続けていて良かったと思える瞬間。

このページは参考になりましたか?

エクステリア工事のご相談、お見積りのご依頼など、
経験豊富なアドバイザーにお気軽にご相談ください。

大体いくらぐらいかかるか大まかな見積りが欲しい

ウチに設置ができるかどうか不安なので相談したい

まずは対面せずに相談や見積りをしたい