【プロが解説】サンルーム後付けで失敗しないためのポイント！

サンルームの後付けで失敗しないために

サンルームに興味はあるんですが、高い買い物なので、絶対に失敗したくありません

そうですよね。分かります。皆さま、本当に悩まれて、一大決心で購入されておられます。だからこそ、本当の事をお伝えしたいんです！

そこでまずは、「ココを押さえれば大丈夫！」というポイントをお教えいたします。

1. サンルームを後付けする目的を明確にする

「サンルームを後付けしたい！」と思ったきっかけは何でしたか？
まずは、そこを考えてみましょう。

① 天候を気にせず、洗濯物を干したい
② お子さまやペットの遊び場を作りたい
③ 庭を楽しみながらくつろげるカフェスペースが欲しい
④ リビングが手狭に感じ、ちょっとした広がりを手に入れたい

など。どのようなイメージをお持ちですか？

もちろん、①と②を併用したい、という意見もあるかと思います。
また、昼は①だけど、夜は④として使いたかったり、
晴れの日には③で、雨の日には①という使い方もあるでしょう。

このサンルームを後付けする目的を、まずはしっかりと固めておくことが大事です！

これが、良い商品選びに繋がります。そして、買った後の後悔を避けられます。
ここは大事な部分ですので、じっくりと時間をかけて、家族みんなで話し合ってみて欲しいと思います。

2.予算を決める

サンルームと同じような商品でガーデンルームというものがあります。
どちらも、庭に設置するガラス貼りのエクステリアでコンセプトとなる部分は同じですが、使い方や費用が大きく違います。

両者の違いをイメージして頂くなら、以下のようなことが言えるかもしれません。

もちろん、サンルーム・ガーデンルーム、どちらにおいても様々な種類があり、価格帯は幅広いもの。どのデザインを選ぶかで、お値段は大きく異なります。
また、付けるオプションによっても、違いが生まれます。

なので、一概に費用の目安をお伝えするのは難しいのですが、おおよそのラインで言うと、以下をイメージして頂ければいいかと思います。

3.サンルームのカタチを決める

サンルームの形は、大きく6つのタイプに分かれます。

“サンルーム”とひと口に言っても、その種類はこんなにたくさん！
どう使いたいか、そしてどう魅せたいかでお選びいただけます。

もちろんお値段も色々。一番安価な商品と、一番高価な商品の価格差は1.5倍ほどとなりますが、一概に「高いから良い」というものではありません。
一番大切なことは「用途に合っているかどうか」です。

4.設置場所に問題がないかを確認

大切なこととして、「設置できる環境にあるか」を調べていただく必要があります。

まず、建ぺい率について。

建ぺい率

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと。居住区域によって定められています。
これは、敷地内に一定の空地を設けることで、万が一の火災時に延焼しにくいよう防災上の観点によるもの、そして、隣接する建物同士で採光・通風を遮らないよう配慮によるものであり、とても大切な部分。もちろん、違反して設置することはできません。
ご自身の住宅の建ぺい率は、市区町村役場の建築指導課、もしくは都市計画課に問い合わせると確認できます。
サンルームの後付けを考え出したら、一度調べておきましょう。

次に、設置場所の広さや障害物の有無も調べてください。

設置場所の広さや障害物

サンルームを取り付けるにあたり、土台や柱となる部分を設置するための場所が必要です。
それは、広さだけでなく、エアコンの室外機やそれに伴う配管、シャッターボックスや2階バルコニーの床部分など、細かな確認が必要です。

「この掃き出し窓に設置したい！」と場所が固まったら、まずはサンルーム.COMへご連絡ください。
現場調査のプロが赴き、きちんと確認をさせていただきます。お時間の都合が付かないようであれば、LINEで写真をお送り頂き、確認することも可能です。

他社様に、設置不可と断られた場合であっても、サンルーム.COMでは過去の実例と経験により、設置可能となる場合が多々ございます。諦めてしまう前に、まずはご相談ください。

そして、新築の場合、メーカー保証についても確認も忘れずに。

メーカー保証

サンルームを設置する際、壁へのボルト固定が必要不可欠。しかし、この施工により、メーカー保証が取り消されることもございます。

ご自身の住宅が現在どのような状況か、メーカー保証が継続しているのかどうか、確認をしておきましょう。

後付けにおすすめのサンルーム3選

リビングからの動線がサイコーな「サニージュＦ型床納まり」は、お問い合わせ数No.1の人気商品です！

サンルームを後付けされたお客様事例

実際に、当店でサンルームのご注文いただき後付けした施工事例をご紹介いたします

「天候を気にせず洗濯物を干すスペース」としてサンルームを後付けされたお客様

「ペット・子供の遊び場」としてサンルームを後付けされたお客様

「部屋の延長空間」としてサンルームを後付けされたお客様

「バルコニーやベランダ」にサンルームを後付けされたお客様

「ウッドデッキやタイルデッキ」に合わせてサンルームを後付けされたお客様

サンルームの後付けに関してよくいただく質問

サンルームは欲しいけれど、やっぱり、後付けするのには不安があります・・・

大きな買い物ですから、それは当然です。大切なことは、疑問を解消すること。
お客様によくいただく質問に答えていきますので、参考にして、不安を払拭していきましょう！

Q. 後付けにデメリットはあるの？

ハウスメーカーから住宅保証を受けている場合、サンルームを後付することで保証を受けられなくなる可能性があります。設置前に、条件などをメーカーさんにご確認頂けると安心かと思います。
また、サンルームは後付けとなるため、住宅のような水密性、気密性はございません。悪気候や状況により、結露や雨水の浸入があることは予めご了承ください。

Q. 固定資産税はかかりますか？

はい、かかります。
サンルームの広さやエリアによって価格差が生じるため、いくらと申し上げることはできないのですが、数千円～の場合が多いようです。
正確な税額につきましては、お住まいの市区町村、税務課窓口で確認できます。
大変申し訳ございませんが、税額の確認や申請等、行政手続きの業務代行は対応できないため、お手数ですが直接ご対応をお願いいたします。

Q. 安くつけるには？

まずは、オプションの見直しを行いましょう。「使わなさそうだけど付けておこう」というオプションを省くだけで、お値段が大きく変わります。
また、サンルームにはいろいろな種類があるので、種類を見直してみることも、安価に抑えるためのコツとなります。

Q. サンルームのDIYは可能か？

「商品だけを購入し、ご自身で取り付けを行う」というご希望をされる方も実はおられます。しかしこれは、おすすめできません。
サンルームは、ただ作って、ポンと置くだけの商品ではありません。土台を作り、悪天候に影響されないよう強度を保って作られる建築物です。万が一の際に壊れ、近隣に飛んでいくなどすれば、その被害は大変大きなものとなります。
きちんとプロによる設置を行うこと。この重要さを知っておいて欲しいと思います。

Q. おしゃれなサンルームはありますか？

ガーデンルームGFを選択したり、ウッドデッキと組み合わせるなどすれば、サンルームの印象がゴージャスに！
お庭を、ご家族やご友人と遊べるスペースにとお考えの方におすすめです。

また、ガーデンルームは、色選びでも印象が大きく変わります。
ダークカラーを選べば、重厚感や和風のイメージとなり、ホワイトを選べば解放感、洋風のイメージに。様々な商品を幅広く検討いただければと思います。

サンルームの後付けのポイントについてお話してきました。
分からないことがありましたら、遠慮なくご相談ください。お困りごとや不安なことは、きちんと解消した上で購入して欲しいと思っています！