サンルーム特集

サンルームで雨漏りが起きる原因と対処法【プロが解説】

【プロが解説】サンルームで雨漏りが起きる原因と対処法

「サンルームは雨漏りする」と、聞いたことがある方もおられるかもしれません。
1万件以上の施工実績がある当店ですが、実際に雨漏りが発生した確率としては1%以下です。
そんなに多くはないのですが、やはり、この数字は気になりますよね。

そこで今回は、なぜサンルームで雨漏りが発生してしまうのか。
そして、どうすれば対応すればいいのか。
原因と対策について、お話していきたいと思います。

サンルームで雨漏りが起きる原因と対策

笑顔の宮本店長

先ほど、当店における雨漏りの発生率は1%以下とお伝えしました。
お客様から雨漏りのご連絡をいただくと、確認及び修理のためお伺いするわけですが、雨漏りの要因として多いのは、以下の順番です。

1位 ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生などによるもの
2位 雨樋のつまり
3位 住宅の壁の劣化
4位 シーリングの劣化


そう、実は、「雨漏りの原因がサンルーム以外である場合が多い」というのが実情です。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生

ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生

ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生時、「内部に雨のにじみが発生した」とのお問い合わせがありました。確認に伺うと、じわりと滲んだ状況。ドバドバと漏れていた様子はありません。
また、日常の降水では問題ないとのお話であったため、壊れているわけではないと判断し、修理ではなく、様子見となりました。

一気に大量の雨が降り製品の性能を超えてしまった場合はサンルーム内に雨水が入ってくる場合がございます。サンルームには住宅のような気密性はありませんので大雨のときはある程度仕方のないことだと事前にご理解いただければ幸いです。

雨樋のつまり

雨樋のつまり

雨樋のつまり

サンルームには、雨樋が設置されています。その雨樋に葉っぱやゴミなどが詰まってしまうと、水はけが悪くなり、雨漏りしてしまうことがあります。
もちろんこれは、サンルームが壊れているわけではありません。掃除をすれば、解消します。
掃除と言っても、ゴシゴシと洗う必要はなく、ササッと掃いて頂く程度でOK。
決して難しくはないので、ぜひ定期的に雨樋の状態確認とお掃除をして欲しいと思います。

雨樋のつまりが雨漏りの原因に

雨樋のつまりが雨漏りの原因に
住宅の壁の劣化

住宅の壁の劣化

住宅の壁の劣化

サンルーム側ではなく、住宅の壁に劣化が起こり、雨漏りをしていることがあります。
その場合、壁の修繕が必要になるかもしれません。
現場調査の際に当店で確認することも可能です。確認後は、どのような対応をしたらいいのかアドバイスもさせていただきます。気になる際は、まずはご相談ください。

シーリングの劣化

シーリングの劣化

シーリングの劣化

住宅の壁材においても、10年を目安にシーリングの打ち増しや打ち直しが行われますが、サンルームも同様に行う必要があります。
住宅の壁材でシーリング施工を行う際、同時にサンルームへの施工もするといいでしょう。
もちろん、当店にご依頼いただいても対応させて頂きますので、気になる方はご相談ください。。

シーリングについては、注意して欲しいことが一点あります。
それは、絶対にご自身ではされないこと。
最近、DIYの延長でご自身でされる場合があるのですが、決して簡単な施工ではありません。自分で補修する前にプロに判断してもらいましょう。

笑顔の女性

日頃からのお掃除や家のメンテナンスが、雨漏り対策になるとは知りませんでした。

人差し指をたてる宮本店長

雨漏りの発生する確率も適切なメンテナンスで、グッと抑え込むことができます。

 

 

サンルームで雨漏りしやすい箇所とは

サンルームの構造上、雨漏りが起こりやすいのが下図の ①と②の部分です。

雨漏りが起こりやすい箇所

①は垂木掛けと呼ばれる部分で、壁面への接地面。壁やコーキングの劣化が起こることで、この部分から雨が滲みやすくなってしまいます。

そして②は前枠と呼ばれる部分。ここに雨樋がありますから、雨樋に落ち葉などが溜まると水はけが悪くなり、内部に雨水が侵入してしまうことに。
もちろん、掃除をして水はけが復活すれば、雨漏りも起こらなくなります。

この2か所は、日頃から確認しておきましょう。

①の場合は、早めにサンルームの取り付けをした施工店へ連絡

②の場合は、掃除をしてみて様子を確認。ただし、改善されないときは、こちらの場合も迷わず施工店へ連絡してください。

サンルームの雨漏りで困らないために

笑顔の宮本店長

サンルームは、「後付け」で気密性がないため、「絶対に雨漏りはしません!」と言い切ることはできないのです。

 

 

その観点から申し上げると、家を広げていく“増築”の場合においても同様で、
「家の繋ぎ目からの雨漏りは絶対しません!」とは言いきれないと思います。

つまり、最初に建てた家の状態でない限り、
合わせ目からの雨漏りは発生してしまうことはゼロにはできないのが実情だということです。これは、心の片隅に置いておいて欲しいと思います。
では、ここで大事なこと!

ゼロでないのであれば、
ゼロに近づける施工をしてくれるショップかどうかを、見極めましょう。
そして、万が一の際、きちんと対応するショップであることも大きなポイントとなります。

例えば、当店では設置場所や壁材に応じてシーリングの量を変えるなど、より長持ちをするよう、状況に合わせた丁寧な施工を行っています。
このような柔軟な対応ができるのも、エクステリア専門店として20年以上の経験があるからです。

丁寧な施工
右手を上げて微笑む宮本店長

お客様に寄り添った対応力が自慢のサンルーム.COMに、サンルーム設置の心配事は、何でもご相談ください。
使い勝手が良く、気持ちよく活用できるサンルームをご提案いたします。
また、お客様に安心・信頼していただけるよう、どのような情報も包み隠さずお話しするのも当店の特長です(笑)。

 

 

当店人気No1のサンルーム「サニージュ」

サニージュは「狭小スペース」から「ゆったりスペース」まで、どんな場所にも設置が可能なサンルームです。お客様のお声からも、その満足度の高さが伺えます。
お洗濯物干し場としては当然のこと、お子さまが遊んだり、ペットが日向ぼっこを楽しむなど、アイデア次第でいかようにも使えてしまうのが、最大の魅力!
カラーやオプションで、見た目も使い勝手も、カスタマイズが可能ですよ。

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この記事の監修者

サンルーム.COM店長 宮本

サンルーム.COM 店長
宮本 聡

エクステリアオンラインショップの老舗「サンルーム.COM」の店長。エクステリアの仕事に携わって20年以上。「サンルームがある暮らしでみなさんに幸せになって欲しい」という思いで誠実な対応を大切にしている。お客様からの喜びの声を聞く時がこの仕事を続けていて良かったと思える瞬間。

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