「我が家にもサンルームを！」と思っても、必ず、施工・取り付けができるわけではありません。
残念ですが、サンルームの後付けが不可能なケースもあります。
それは一体、どのようなパターンが該当するのかご紹介したいと思います。
サンルーム特集
【教えて！店長】サンルームを後付けできない家とは？
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サンルームを後付けができない家の特徴
サンルームの後付けできない家の特徴を説明する前に、まずは取り付けできる家の条件についてご紹介します。
サンルームの後付けができる家の条件
取り付けたい場所に、サンルームが設置できるだけのスペースがあること。
室外機や立水栓など、取り付けをじゃまする設置物がないこと。
外壁の部材が、取り付けに適していること。
他にもいくつか条件がありますが、このような条件であればサンルームを後付できます。
とはいえ、このようにざっと言われても、あまり良く分かりませんよね。
そこで、後付けできない家のパターンをいくつかご紹介したいと思います。
スペースに問題がある
やはり第一に、スペースの問題があります。
今ある住宅にサンルームをプラスするわけですから、サンルーム分のスペースが必要となります。
もちろん、サンルームには様々なサイズが用意されていますから、スペースに合わせてお選び頂くことは可能なのですが、最小サイズにも至らない場合は、取り付けは不可となってしまいます。
ちなみに、サニージュ床納まりの場合ですと、最小サイズは『横幅1.8m×奥行90cm』となります。これは、1畳分の大きさ。
「どうしても設置したいけれど、奥行き90cmも取れない……」という場合には、カットして小さくすることも可能です。
小さくするとはいえ、人が立てるだけの大きさを確保しなくてはなりませんから、あまりにも小さ過ぎるサイズは不可能だということになります。
保証の問題
ご自宅に住宅性能保証はついていませんか？
新築の場合、断熱や雨漏り、建物の傾きなどに対し、メーカーによる住宅性能保証が付いてきます。
そしてこの保証は、サンルームの取り付け等により外壁に手が加われば、保証が無くなってしまうこともあるのです。
保証が無くなっても取り付けたいのかどうか、検討が必要となります。
ベランダ床の問題
2階ベランダの床は、どこに位置していますか？
1階窓のシャッターボックスと2階ベランダの床が近い場合、サンルームの屋根部分を設置するべき隙間が確保できず、取り付けが難しくなります。また、サッシの幅や障害物、構造などにより、取り付けの可否が変わってきます。
ただし、これは他社様の場合、取り付け不可でお断りとなるパターンですが、サンルーム.COMでは、特殊な施工により取り付けられる場合もあります。お困りの方、まずは一度、サンルームの設置が可能かご相談ください。
サンルームを後付けできない外壁
実は、外壁のタイプによっても、取り付けに向かないことがあります。
タイル
タイルは、ビス打ちで割れてしまったり、目地から水が滲んでしまうことがあるため、不向きとなります。
ラップサイディング・スパンサイディング
そして、ラップサイディングや、スパンサイディングも不向きです。
最近人気の北欧スタイルな家に良く使われる外壁材ですが、実はこちらも、サンルームの取り付けには向かないタイプ。というのも、壁材に合わせ目があるため、ネジ打ちにより雨の侵入を許してしまいかねません。
ラップサイディング
スパンサイディング
ALC
断熱性に優れ、地震に強いことから人気の外壁であるALCも、サンルームの設置は難しいでしょう。
ALCは素材に気泡をふくむ柔らかい材質であり、専用のビスでないと固定ができないのです。
もちろん、素材が不向きであっても、「どうしてもサンルームを設置して欲しい！」というご希望であれば、取り付けは不可能ではありません。
しかし、やはり不安はつきもの。
そこで、サンルームに近い快適性を手に入れる商品として、テラス屋根にするという選択があることを、ご案内したいと思います。
外壁を傷めないテラス屋根
テラス屋根の場合、サンルームのように区切られた空間ではありません。
しかし、しっかりとした屋根がつきますから、洗濯物を干したり、お子さまの遊ぶスペースとして十分にお使い頂くことが可能です。
そして設置は、外壁を傷めない独立タイプがあります。穴を開けることなく設置できますから、住宅性能保証があっても大丈夫ですし、外壁のタイプも選びません！
サンルームの設置には向かない住宅だけど、突然に雨に洗濯物を濡らしたくないと言う方には、ぜひこちらをオススメしたいと思います。
フーゴ Ｆ テラスタイプ
フーゴ F テラスタイプはシンプルな形状ながらカラーが豊富で、どんな家にもしっくりと馴染むテラス屋根。熱線吸収や熱線遮断機能のある屋根材を選べば、強い陽射しも気になりません。
テラスSC
直線的でずっしりとしたデザインのテラスSC。モダンでありながら、昔懐かしい縁側の風情もあり、人気の高い商品です。取り付けてうっとり。人に見せたくなるテラス屋根です。
テラスVB
柱の位置をお好みで移動できるから、サンルームの設置が無理だったお庭でも、テラスVBなら上手に対応できる可能性が！不可能を可能にしたいなら、こちらがオススメです。
サンルームを後付けする場合の注意点
とても便利に使えるサンルーム。ぜひ多くの方にお使い頂きたいのですが、設置前に確認しておいて欲しいことがあります。
雨漏り
サンルームは、後付けの商品です。最初から、住宅に作り付けの商品ではないため、雨漏りについて「100％完璧です！」と言いきることはできません。
住宅であれば、大きめの台風がきても、バケツをひっくり返したような大雨が降っても、気密性や水密性を保つのが当たり前。
しかしサンルームの場合は、商品性能として極端な気密性や水密性を保証するものではなく、想定は一般的な強風や大雨であり、あまりに強い風や雨の場合にはオーバーフローを起こす可能性が見込まれているのだと知っておきましょう。
もちろん、必ず雨漏りする訳ではありません。仮に起こったとしてもドバドバと溢れるわけではなく、滲む程度であることがほとんど。
不必要に怖がる必要はありませんが、これは、ご承知おき頂きたい内容です。
メーカーの住宅性能保証
現住宅に長くお住まいの方なら問題は無いのですが、まだ新しく、メーカーによる住宅性能保証が続いている場合には、外壁にネジを打つなど手を加えることにより、保証が外れてしまう可能性があります。
サンルーム取り付けの前に、必ず、メーカーに問い合わせをお願い致します。
そしてその上で、保証が無くなったとしても取り付けたいのかどうか。ご家族皆さまで事前に検討をお願いしたいと思います。
特殊なサンルーム施工例を紹介
他社さんでは施工できないけれど、サンルーム.COMであれば施工できたケースは多々ございます。こちらで少しご紹介いたします！
他社様にお断りされたケース
設置場所の都合上、屋根を出すスペースが無く、経験の浅い作業店様にとっては難しい施工かと思われます。
しかし、サンルーム.COMであれば大丈夫！熟練の職人ばかりですから、難題でも解決いたします！
今回の場合は、ベランダ面から出すことにより、設置が可能となった施工例です。
他店に断られてしまったけれど、サンルームを設置したい方！ぜひ、弊社までご相談ください。
グンと大きな特注サイズのサンルーム
家の形状やメーカーによっては、既成のサイズが合わないことがあります。また、お客様のご要望によっても、大きなサイズのお求めにより、特注となる場合も。もちろん、どのようなご要望にも、しっかりと対応いたします！
屋上への設置となった施工例
屋上の場合、風が強い地域だと、設置をお断りする場合もございます。また、設置となっても、大きなサイズだと危ないため、屋上設置に適したサイズ感について、丁寧にご案内させて頂きます。対応できる職人の関係で施工対応エリアは関東のみとなりますが、使いやすく、安全なサンルームの設置をお約束いたします。
事前に設置可能かご相談いただけます
サンルーム.COMでは、購入前に設置可能かご相談いただける2つのお見積方法をご用意しています。
このふたつの利用方法について、少しご案内させてください。
セルフお見積り
商品や仕様がある程度決まっている場合は、工事費も含めた概算見積をホームページでご確認いただけます。
セルフ見積もりだから、夜中や早朝でも構いません。ご予算内に収まるよう、サイズや仕様を変えながら繰り返すこともOK。
そのまま、現場調査の依頼もできます。現場調査では経験豊富な担当者がお伺いして、サイズ測定などを行い、ちゃんと設置できるか確認を行います。また、その際、不明点をご質問頂きましたら、その場でお答えすることも可能です。
オンラインお見積り
『オンラインお見積り』は以下のようなお客様におすすめします。
ホームページにご希望の商品がのっていない
他社に施工を断られたけど本当に取り付けできないか見てもらいたい
すでに他社で見積りを出してもらっているがそれと比較したい
詳細な商品情報を教えていただければ概算お見積書を出せますし、取付場所の画像を何枚かを送っていただくことで弊社のベテランスタッフが取り付けできるかどうか判断させていただきます。
お見積りや現地調査にわざわざ来てもらうのは気を遣う……ということ、ありませんか？
そのような際にもご活用頂ければと思います。お時間の無い方でもスムーズにサンルーム設置の夢が叶いますよ。
この記事の監修者
サンルーム.COM 店長
宮本 聡
エクステリアオンラインショップの老舗「サンルーム.COM」の店長。エクステリアの仕事に携わって20年以上。「サンルームがある暮らしでみなさんに幸せになって欲しい」という思いで誠実な対応を大切にしている。お客様からの喜びの声を聞く時がこの仕事を続けていて良かったと思える瞬間。
エクステリア工事のご相談、お見積りのご依頼など、
経験豊富なアドバイザーにお気軽にご相談ください。
大体いくらぐらいかかるか大まかな見積りが欲しい
ウチに設置ができるかどうか不安なので相談したい
まずは対面せずに相談や見積りをしたい
